何見てるの?

日々見ている興味を抱いたものを書き記したブログです。

買う喜びがある漫画本ってのがあってね。

新刊が出るたびNEW ALBUMを手にするような…

BLUE GIANT』は大人気の漫画で面白くて夢中なのは事実なんだけど、いつもいつも一番楽しみにしているはそのカバーデザインである。
作品タイトルがフォントを含めデザインが全巻違うからだ。

背表紙は同じなので並べてしまうとわからないが、カバーを見るとその施されたデザインがその巻の通奏低音のようにずっと流れているように感じられる。

さらにバーコードが印刷されたサイドにはその巻のCONTENTSがCDアルバムのように収録曲の様相で並んでいる。

カバーをめくって本体の表1を見てもその巻のイメージがカラーが刷られていて徹底している。CDのリーフレットみたいじゃんっていう。
こんなに凝ってるのにこの値段でいいんですか?と思ってしまう。そしてありがとう。毎回毎回楽しみ。

表紙を捲ったら笑ってしまったよ

(もちろん漫画そのものが好きなのは前提で。)
うわ、いいんですか?贅沢に遊んでるじゃん!デザイナーの笑い声が聞こえてきそうだよ!という漫画は『血海戦線』シリーズのカバー下、本体の表紙。
本体の表紙が2C刷り!贅沢!なんたる!
とても楽しそうだなぁいいなぁなんて、漫画で贅沢に楽しんだあとのデザート的なおちゃめなデザインを笑顔で味わうのである。

デザインも漫画そのものも

漫画は一冊で濃密な芸術だなぁって、漫画でいっぱいになった本棚を眺めながら思うのだ。電子も気軽だし場所をとらない利点はわかるが、どうしても紙でほしいってのはそういう楽しみがあるからなんだよっていう話。